2016年 12月 17日

ドキュメンタリー映画 「 知事抹殺の真実 」のご紹介



知事という職権に纏わる賄賂の類から、盆暮の付届けの類に至るまで、一切の授受を自らも厳しく律する高潔な人柄、そして、県民を護るためには命を賭してでも「盾」となる・・まさに「県民ファースト」に徹した県政運営により、5期18年もの間、県民の絶大なる支持を受けていた元福島県知事の佐藤栄佐久(えいさく)氏。

全国に先駆けての地方主権・分権の主張、大都市一極集中を招く道州制案の否定、そして、東電福島原発の度重なる事故とその隠蔽やデータ改ざんなどの不正を働く東電と、原発エネルギー政策は国策と言いながらも、その安全管理一切を東電に丸投げするという、国のずさんな管理体制に対して厳しく追及し、福島県と新潟県にある東電原発17基全部の稼働を中止に追い込んだこともありました。
このように、例え国の方針であっても福島県のみならず、地方の為にならないことには遠慮なく、真っ向から異を唱えたことで、佐藤氏は「闘う知事」とも呼ばれていました。

が・・2006年、第一次安倍政権が誕生した直後に、佐藤氏は身に覚えのない収賄容疑により、突然の辞任を強いられ、東京地検特捜部に逮捕されました。
そして、裁判の結果、最高裁から法理論上ありえない「収賄額は0円」、という前代未聞の有罪判決が下され、実質的に無罪、かつ、冤罪であることも事実上証明されながら、実態のない「有罪」だけが残ったのです。

東京地検特捜部の取り調べ中、佐藤氏の実弟に対して放った検事の言葉・・
「知事はなんで原発反対なんだ。知事は日本にとってよろしくない。いずれ抹殺する。」

この言葉に、この事件の真相が全て込められていると思います。

先日の試写会終了後、佐藤氏は「残りの人生を賭して、この汚名を雪いでいきます・・」と挨拶されましたが、この言葉が今でも私の心に残っています。

ここにご紹介する映画の詳細は以下のリンクサイト等をご参考頂ければと思いますが、10年後の現在に至ってもなお、明らかに罰せられるべき者が罪を免れ、政権の目障りになる者は弾圧される・・・このような風潮がますます顕著になっているような気がします。
もはや、この国は法治国家としての民主主義の正道から外れ、かつて歩んだ不幸の道を辿るのではと危惧します。

この記事を投稿することにかなり迷いましたが、もしも佐藤氏が福島県知事のままであったなら、あの3.11の福島第一原発のメルトダウンは防げたものと確信し、このことを少しでも多くの方に知って頂きたく投稿させて頂きました。
もし、この映画にご興味のある方は、いずれ全国各地で上映されると思いますので、その節は、是非ともご覧頂ければ幸甚です。

 

昨日、12/16の配信ニュースです。





もう16年も経つのですね。懐かしい映像です。





by andanteeno | 2016-12-17 16:53 | ●ふくしまのこと | Comments(4)
Commented at 2016-12-18 23:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by andanteeno at 2016-12-19 14:44
>>鍵コメさん
こんにちは。
コメントありがとうございます m(_ _)m
仰る通り、全くもって同意です!
団塊世代の一人として、子らを不幸にする負の遺産を残さぬよう、
非力ではありますが、出来る限りの声を上げていこうと思っています。
Commented by y-Sharaku-2 at 2016-12-31 18:23
色々とお世話になりました。
新年がいい年になるように願っております。

福島の原発被害。
こんなことが二度と起きない事を願っています。
Commented by andanteeno at 2016-12-31 21:59
>> y-Sharaku-2さん
今晩は。
こちらこそ、お世話になりました。
来年も 、y-Sharaku-2さんの素晴らしい画を楽しませて下さい^^

原発関連では、新潟の動きが大変気になります。
暫くは目が離せませんね -_-


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